2009年11月16日月曜日

10.休日の分散――国交省、藤本政務官談話 2009年11月11日

これは、11月11日の日経の記事だがドイツでは、
もう何十年も前から大々的に行われていることである。
何を今更!と言いたいところ。

例えば、夏休みや、イースターの連休など、
ドイツでは40日間とか1-2週間の休暇が
州によって、相当ずれている。

例えば今年の学校の夏休みは、
シュレースヴィッヒ(最北の州)・・・7月20日-8月29日
ブレーメン州・・・・・・・・・・・・・・6月25日-8月5日
バイエルン州・・・・・・・・・・・・・・8月3日-9月14日
ベルリン市・・・・・・・・・・・・・・・・7月16日-8月28日
イースターの休みも、期日も期間も相当異なる。

こうすることによって、交通機関の渋滞や、
ホテルの集中とかを避け、結果として、休日を享受する側も、
サーヴィスを提供する側も双方に都合が良い。

こういうことが出来ない、又は出来なかったことに
よる損害は、意外に大きい。

これは、夏時間一つ設定できない国、日本と大違いである。
“時計を合わせるのが面倒だ!”といって反対者が
一人いると何も出来ないという日本人の性向を
改めなければ何も進まない。

こういう何かが、進みそうな動きがでてきたことは、
民主党政権のよさでもある。





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2009年11月11日水曜日

9.残虐殺人と死刑廃止論と日本の知識人の使命 2009年11月11日

最近のテレビは、複数の残虐殺人事件で大賑わいである。
どのテレビ局も犯人探しと足取りを追いかけ、
報道に血眼である。知識人たる人たちも、テレビの
コメンテーターとして、もっともらしい事を言っている。

しかし、この種の問題に対して、「知識人」は、
物の本質=奥底、に迫る問題にアプローチを
試みなければならない。

即ち、社会的背景を鋭く描き出すこと、そして、
その重要な一つの問題は、「死刑廃止論」である。

殺された被害者の家族の全てが望むこと、
一生背負わざるを得ない人生の悲しみを、
100万分の1でも救う事実は、「犯人の死刑」である。

それをなくして、殺された子供の肉親は、
一生癒されることはない。

せめて、自分の子供の境遇と同じ事、
つまり「死」で、僅かに100万分の1だけ
救われるかもしれない。

死刑廃止論者は、自分の子供が、今回の事件の
ような状況で殺されたことを想像してみるがよい。
それでも、「死刑廃止」を主張できるだろうか?

こういう死刑廃止の可否を論ずる最良の時期に日本の
“知識人”はマスコミで問題提起をするべきである。

ドイツのセンセーショナル週刊誌“シュテルン”や、
“フォーカス”は、常にこういう取り上げ方をする。





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8.道州制 2009年11月8日

ここまでを11月5日に書いておいたら、
8日のニュースで、富士山を囲む3県、静岡・山梨・
神奈川県、共同で観光開発、防災、道路、などを
協議するという。

静岡空港から発した問題で、このような提起を
しようと思ったが、先を越されてしまった。
経済、産業、環境、観光などを踏まえた、交通手段の
共有化が、県単位政治の無駄を排除する地域一体化の
導火線であり、その延長の上に、道州制がある。

今から、道州制の首都が、中国地方について、
広島か岡山か、とか、九州は、福岡か熊本か、
などという無駄な議論を止めるべきで県単位を外れて、
テーマ後との広域化を考えるべきである。
そうすると、地方分権がし易くなるであろう。





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7.生活音(通常の生活をする際に発生する騒音の問題)クレーマー規制 2009年11月8日

日経の、11月6日の首都圏経済に、このタイトルで規制の
内容があった。国分寺市の隣人トラブル防止条例で、
大変望ましいことである。

生活を快適にするための、法律が、ドイツにはたくさんある。
私がよく言う「自由」を叫ぶ裏側には、「責任」が
伴うのですよ!ということでもある。

ピアノをいつでも弾きたいという自由を得たいならば、
共同生活者としての責任を負いなさい、ということである。
と同時に、うるさく抗議する側を規制しようという
ことでもある。

ピアノ、エアコンの室外機、お風呂の音、などの規制で
あるが、ドイツでは、法律で、生活音の許容範囲が、
時間によって区切られている。

これは全国的なもので、どの賃貸契約書にも書かれている。
つまり、ピアノであれば、午前8時から、夜の10時までは可能。
但し、マンションによっては、ピアノは夜8時までと
決めているところも多い。
加えて、日曜は全部ダメ。平日も午後1時から3時までは
休息時間であるから、ダメ。
それ以外の時間は、「みんなが我慢をするべし、ピアノを
弾いても良い」ということである。

この時間帯であれば、“ピアノの音がうるさい!”と
抗議できない。お風呂の時間も制限されていた。
デユッセルドルフの最初に住んだ賃貸マンションでは、
8時を1分過ぎただけで、下の家から、棒で天井を
打つ音が聴こえた。
ピアノを弾いてよい時間を越えていますよ、という
合図である。そして、家庭音楽会や、誕生日パーティの
際などは、上下の家庭に断りに行った。
大抵は了解してもらえる。それでも、隣近所の例をとると、
誕生日パーティのどんちゃん騒ぎも、夜中の12時又は、
1時くらいには、終わっていた。

こういう法律があると、夫々の許容範囲が示され、
過度のクレーマーの防止に大変役立つ。

これを機に、市の条例でなく、全国民が理解した法律が
できると、世の中が快適になるし、国民の民主主義
理解の一環となる。





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6.JAL問題その3 <電車> 2009年11月5日

なお、空港をつくる場合、
必ず電車を乗り入れることも、重要である。

しかも空港を終点にしないこと、も必須である。
というのは、終点であると、利用客が空港利用の人に
限られてしまって、乗客が少なく、
電車の採算が取りにくいからである。

「安い土地がない!」という県は、他の安い土地に
空港を作り、そこへ、既存の鉄道(電車)路線を
迂回させて、空港駅を作れば、利便性が非常に良い。

一部を地下鉄にするなりすれば、若干の起伏も
問題ではない。静岡空港の場合も、政治家などの
利権を配し、新幹線を迂回させ、利便性を高めれば、
結局、他の地域に勝てることになる。

その他、各県に空港を一つ、という馬鹿な政治家の
夢を実質的な快適な空港を作ることによって、
粉砕できる。又は、隣の県と共同で事業ができる。
これが、道州制への導火線である。





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2009年11月9日月曜日

5.JAL問題その2 <静岡空港> 2009年10月31日

前原大臣が忙しい。

「この問題の根源は、交通省の中の縦割り組織にある。」
「鉄道、空路、道路の共存共生策が、交通手段を
建設する時の発想の根幹である」と
2009年9月(3回目)に述べた。

私は、静岡市に住んだことがあるので、
少々この問題について、述べてみる。

JALの不採算路線のフライトの減便が避けられなくなった。
主に、地方空港のフライトに多い。

静岡県知事が、(現知事か、昔の方か知らないが)
“ウチの県にも空港がほしい!”という発想から
静岡空港を作ることになってしまったのであろう。

所詮、静岡県には空港など必要ない。
山で区切られた三地方(浜松/静岡/沼津地区)は
道路を充実させ、県全体で商業圏を形成しなければ
誰も、この一地区へ飛行機で来てそこから
市内にバスで出て新幹線で移動などしない。

又は、この商圏から全国へ又は世界へ飛び立とう
なんて人は少ない。これらの三地区全体とすれば、
観光資源も程ほどにあり、一地区での産業誘致にも
限界があるが、三つ合わせれば、産業、
と観光で何とかなる。

---勿論本来はこの空港は不要である。
百歩譲って、静岡空港を活用するとしたら、
先ずは、県内の道路網を充実する。

無料か、きわめて安く設定する。
そして、静岡空港から、浜名湖/伊豆を取り込む
観光主体の基地とすれば、この空港の活路はあるかも
しれない。更に、新幹線をこの空港の下に通して、
上に直結する駅をつくる。
そうすると、小田原や、豊橋あたりの人も
新幹線で来て、静岡空港から飛び立つ。

又は、広島の人も、名古屋で仕事をして、
1時間で、空港に着き、そこから、海外に飛び立つ。
こういう構想で最初から臨んでいればよかった。

しかし、まあ、「不要の長物」の「ツケ」は、
全部、県民と国民が共同で背負うことになる。





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4.八ツ場ダム問題 2009年10月10日

前原君の奮闘は面白いが、ここで彼を評価しなければ
ならないことは、今まで自民党政権で闇に隠れた
でたらめデータが明るみに出たし、今後も出るであろう
という状況にしたことである。

前原君の失政を糾弾すると、折角良くなりかけた話も
全てもとの木阿弥になってしまう。それよりも、前回の
JAL問題で述べた如く総合的な交通政策であり、
国土計画である。

JAL問題で言えば、航空と、鉄道と、道路交通網を
統合した視点での共存政策であり、=くどいけど、
新幹線と、航空会社を競争させてはいけないということ。

ダム問題で言えば、治水、エネルギー、環境、自然、地域の
産業などの視点からの総合政策であり、そう簡単に
結論付けられるものではない。

これらは全て時間のかかることであり、とりあえず全て凍結
という案は歓迎すべきことである。





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